今日はちょっと深刻な問題。人は誰しも友だちに助けられ、また助けることで人生の壁を乗り越えたりします。ただ稀に友だちがまったくいない人もいます。原因は不明ですが、きっと孤独で寂しい心理状態なのではないでしょうか。ただ学生時代には教室でひとりぼっちで本を読んでいる同級生がいました。そんな人は大人になるとどのような人間関係を構築するのか、興味深い部分です。さて、友だちがいないことは遺伝的な要素があるのかどうか、が本日のテーマ。これは可能性が高そうです。なぜなら友だちがいない親はママ友やパパ友もいないので、子どもをよその子どもと遊ばせる機会がありません。ですので、コミュニケーション能力のないお子さまに育ってしまう可能性があるということ。それから、そもそも友だちの作り方がわからないといった問題が発生してしまいそうです。
あるテレビ番組で子どもを出産後に人見知りが直ったという女性タレントさんがおり、僕は納得しました。つまり、子どものためを思えば人見知りなんて言ってられないということ。どんどん他の親御さんとコミュニケーションを取らないと自分の子どもが悲しいことになってしまうわけです。それでも友だちの作り方を知らずに育った人間は、一定数存在し、またそのお子さまも友だちのいない運命をたどるというのはなんとも残酷な話。
僕の身近な子どもは保育園に入る前に毎日のように大きな公園に行き、そこで一緒の時間を共有しました。彼は覚えていないでしょうが、僕は鮮明に記憶しております。フリーランスのイラストレーターは時間を比較的自由に使えるので、子育てに携われたことは僕の人生の宝物です。
友だちがいない人のことを想像すると、彼らは彼らなりに楽しみを見つけ人生を謳歌しているとも考えられます。1人でできることはたくさんあります。読書なんて1人でするもの。映画鑑賞や音楽鑑賞も1人でできる代表的な楽しいこと。そう考えてみると友だちがいないことが遺伝するのかどうかを考えることが大変ちっぽけな話になってきます。人生は人それぞれ、友だちのいない人をバカにすることだけは避けたいですね。
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