2025年5月28日水曜日

ふつうの人がなる職業

  僕はイラストレーターなのですが、ふつうの人がなる職業があると思うのです。それは会社員です。新卒で卒業し、大半の人が内定した会社の会社員になり人生をまっとうします。僕はそういう人を良い意味でふつうの人と言っているのであって、決してディスっているわけではありません。そんなふつうの会社員の人をうらやましく思ったことがあるのがボーナスの問題。イラストレーターはお仕事に対する対価しかいただけません。これは当たり前の話。ところが会社員や公務員の人はボーナスの季節があり、ボーナスが支給されますよね。僕は1度もボーナスをいただいたことがありませんし、これからも永遠にないでしょう。

 以前にアルバイトをしていた時に大学生の若い男の子が「俺、公務員目指してるんです」と僕に打ち明けてくれました。僕は「それが1番いいよ」とアドバイスをさせていただきました。変に夢を追って失敗したら、もう2度と正社員にはなれません。彼は公務員になれたのか、気になる部分。

 保育系の施設で働いていた時にも極めて堅実なお子さまがおり、将来は会社員や看護師を目指す子どもたちがいました。彼らは「大人って夢叶ってなくね?」という疑問を持っており、プロ野球選手を目指すとか、サッカー選手になりたいとか、そういう人を冷静に見ていたのでしょう。そして「自分には無理だ。人生失敗したくない」と考えていたのでしょうね。

 僕の周りの人でこのブログを見てくださっているみなさま。そして「ああはなりたくない」と考えている場合はふつうに就活するか、猛勉強して公務員になってください。確実に結婚できますし、マイホームも持てますし、子宝にも恵まれるかもしれません。老後もきちんと年金がもらえるでしょうし、明るい未来が待っていると想像ができます。今日は、ふつうの人がなる職業について、でした。


 

 

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