2016年12月22日木曜日

ドラマと犯罪

 今年もそろそろ終わりますが、芸能人の薬物事件が多かった年という気がします。逮捕された者、疑惑のまま終わった者も含め、とにかく薬物を使用所持することは犯罪行為です。
 さて、このような薬物事件が起きると、その事件の芸能人が出演していた過去のドラマの再放送がお蔵入りになることが多いです。これは、そのドラマのファンにとっては憤りを通り越して呆れているのが現状でしょう。何年も前のドラマですし、薬物事件と過去の作品の関連で文句を言うのはクレーマーだけなのではないでしょうか。
 たとえば芸能人が殺人を犯し逮捕された、しかもその芸能人が過去に出演していたドラマでは殺人犯役であり、虚構のドラマが現実となってしまった、このような場合であるならば、ドラマと犯罪の関連は深いので過去の放送は絶対に控えるべきです。ですが、薬物事件の場合ですと、どうなのだろうと首をかしげずにはいられません(罪が軽い重いの意味ではございません)。
 社会的な影響を考慮することも大切ですが、純粋にドラマを楽しみにしているファンの人もいると思うので、テレビ局は安易に放送を見送らずにもう少し冷静になって判断をしてほしいものです。

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