2016年12月4日日曜日

生きる伝説、大谷翔平の未来

 日本の宝、まるで漫画から出てきた男、スーパースター。その男を称賛する声がなくなりません。それもそのはず、日本のプロ野球において投手のみならず打者としても大活躍し、二刀流を見事に実現させている男だからです。彼の名は大谷翔平。今年の大谷翔平選手は165㎞の剛速球を投げて投手として10勝、加えて22本塁打を放ち打者としては104安打と大活躍でした。だいたいプロ野球選手になり、打者としてヒットを1本、投手として1勝を挙げるのも大変なことなのです。参考までにハンカチ王子として甲子園を沸かせた斎藤佑樹投手の今シーズンの成績は、0勝1敗でした。そう考えると、大谷翔平はまさしく規格外のモンスターといってよいほどのすごい選手なのです。しかも高身長に甘いマスク、性格も好青年そうです。こんな逸材を世界が放っておくわけがありません。さっそくメジャーリーグが彼を獲得しようと動き出しているみたいです。とにかくこんな選手と同時代に生まれた我々は幸せ者です。
 こうなってくると、大谷翔平選手は近い将来、間違いなくメジャーリーグに行くことになるでしょう。そこで問題となるのが、メジャーに行っても二刀流を継続するのか、それともどちらかに専念するのかという問題です。大リーグの投手の場合、中4日が主流です。となると、打者を諦めなければならなくなります(肩の疲労が取れないため)。打者として考えた場合、コンスタントにホームランとヒットを量産する選手になるでしょう。ですが、打者だけではもったいなとファンは考えてしまいます。
 メジャーリーグに行くと、球団との契約書の量が尋常ではないといいます。大谷翔平選手くらいなら、契約の際に中6日で疲労を感じない日は打者としても出場するというような特別な契約を結ぶことができれば、夢は広がります。大リーグでも二刀流を続ける大谷翔平をファンは待ち望んでいます。
 日本からメジャーリーグに行きケガをしてしまう選手は多いです。環境の違い、マウンド、ボール、登板間隔、言葉、練習方法の違いなど、日本とは異なる条件で野球をしなければならないため、ケガの原因につながってしまうのだと分析できます。
 そういえば、今年の日本ハムファイターズを日本一に導いた中心選手は紛れもなく大谷翔平選手でした。当然侍ジャパンのメンバーにも名を連ねる彼は2016年11月13日に東京ドームで行われたオランダとの強化試合で、天井の隙間に打球を放ち、ボールが落ちてこないという珍記録をつくりました。東京ドームの天井に打球が到達した選手は日本人では、松井秀喜と大谷翔平だけなのです。
 大谷翔平選手は日本のみならず世界の夢です。二刀流という漫画を超えるような大活躍をこれからも見続けたいです。

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