2020年2月27日木曜日

天才的な何か

 一般的に天才はキ○ガイとか、天才の半径10メートルに近づくなとか、ちょっと頭のおかしい存在として認識されているのが天才です。それから天才には友だちがいないこと。天才は他人と共感を得ることが難しいため、友だちができないのでしょう。
 それから早死にしてしまうのも天才の特徴です。友だちができなくて早死にしてしまうなんてなんとも最悪ですが、現実としてそれがあるわけです。フジファブリックの志村正彦なんてまさしく天才の条件に当てはまると思います。彼に友だちがいなかったとは思いませんが、共感を得られるほど多くの友人がいた事実は皆無でしょう。彼の音楽は今、これからどんどん輝いていくのです。作品が脚光を浴びる時にその製作者が存命ではないことは悲しいですが、作者は命がけで創作をするのです。死んでから有名になる人は結構いて『非現実の王国で』のヘンリーダーガーとかもそうです。
 有名どころではゴッホ。彼も天才的な何かを持っていた人です。友だちが1人もいないところも当てはまっていますし、死んでから超有名になっている点も天才の特徴に該当します。ゴッホは生きている時、苦労の連続で気が休まる時がなかった人です。しかし、彼には支えてくれる唯一の存在であり理解者であった弟のテオがいました。その意味で、極限的な孤独ではなかったのかもしれません。  
 みなさまの周辺には天才はいらっしゃいますでしょうか。もしいるのであれば、とりあえず話しかけてみてはいかがでしょうか。

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