2020年3月3日火曜日

宗教のトップ

 昔、予備校に通っている時に将来、宗教のトップになりそうな人がいました。携帯電話を持たず、偏差値35なのに東大を目指していた彼は朝誰よりも早く自習室に入り、右1番奥の席を陣取り、ひたすらテープレコーダーに英単語を囁いている男でした。僕は彼から謎の呪文のような文字が書かれた紙を見せられ「唱えると良いことがあるんだ」とドヤ顔で言われました。正直、ゾッとしましたね(あのドヤ顔を昨日のことのように覚えています)。
 新興宗教はハマってしまう人はどハマりしてしまうみたいですね。僕は無宗教ですし、今までに勧誘を受けたことはありません。将来的に宗教に入ることはなさそうです。財産もないですし、ターゲットにならないでしょう。
 僕は無宗教とはいえ、神様を信じている人を否定しません。よく〇〇界の神が微笑んでくれた、とか言います。それは本当だと思います。自分の道をひたすら努力し、突き進む人に神様は褒美を与えるのです。
 冒頭の宗教のトップの話。彼は今、何をしているのでしょうか。もしかすると意外や意外、普通の会社員に収まっているかもしれませんね。人生は何があるかわからないですから。


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