2021年11月8日月曜日

ある小売店の営業方針

  知人がある有名な小売店で働いていて、そこでの実情について。そこの小売店はかなりの営業利益を出しているのだそうですが、それは人件費削減によるものと、そこでのスタッフが全身、そこのお店の服を買わなければならないそうで、その利益なのではないかと言っておりました。お店の体制はほとんどが店長が社員。もうひとりの社員が社員代行。それ以外はパートアルバイトだそうです。別の名称で契約社員的な人たちがいるそうなのですが、時給制であるとのこと。事実上のアルバイトですね。だから朝昼は主婦の人。夕方夜は大学生のバイト。このような体制となっている模様です(社員2人って異常じゃん)。

 その小売店は世界進出を果たしておりますが、前述の人件費削減と自爆営業により、利益を獲得しているのでしょう。それから謎の信者みたいな人たちが一定数いて、その人たちが売上を支えているのです。僕はその小売店は嫌いじゃないですね。ですが、好きというわけでもないです。必要なものがあれば買う感じ。シンプルなところは評価に値します。

 名前がブランド化しているので、別にたいして接客しなくてもある程度の売り上げは見込めるのでしょう。僕がその店に行った時にいつも思うのが売り場にいるスタッフの数が少ないこと、レジが混んでいること。この2点です。前者のほうは人件費削減の元、ギリギリまでスタッフの数を減らしていることが原因していると思います。後者は「アプリお持ちですか?」とか面倒なやりとりが多いので、列をなしてしまうのだと思われます(今後レジは無人化となることでしょう)。

 日用品や食品、それから服。これらはその小売店に行けばほとんどのモノが手に入ります。その意味でこれからも生き残ることは明らかですが、スタッフ、人を大切にしていない様子なので、もしかしたらいつの日にかしっぺ返しを食らうことになるのかもしれませんね。


 


0 件のコメント:

コメントを投稿