2023年3月14日火曜日

クラスで

 学生の頃、クラスで地味なやつが必ずいたと思うのですが、僕もその1人。基本的に僕はクラスで3人くらいしか友だちいなかったですね。冴えないやつといった感じ。教室の縮図は社会の縮図と聞いたことがあります。学生時代に1軍だった人は社会に出ても大活躍する、そんなイメージがあります。一方で僕のように冴えないやつは社会に出ても活躍できない。正解だとも思います。だからなのかもしれませんが、僕は一時期アフロにしていた時だけは、女性に言い寄られて困りました。しかも美人やかわいい子は一切おらず、冴えない女性たちからしつこくされて本当に嫌な思いをしました。冴えない人はパートナーを探そうとせず、1人でいることをおすすめいたします。そう僕のように。僕は自分で冴えないやつだという自覚があるので、女性に言い寄ることは2度とありません。相手は迷惑だと想像ができるからです。

 家にたまに同窓会のお知らせのハガキが届きます。僕は同窓会に行ったことがないのですが、同窓会って冴えない人たちが集まる印象があります。男ですとハゲ散らかしていたり、女性ですと激太りして昔の残像がまったくない、それが現実です。僕は偏差値28の高校を卒業しているのですが、学年全体の同窓会が開催され、集まったのが2人だったそうです。信じられないでしょうが本当の話です。生徒会長と冴えないやつの2人。かわいそうですが、集まらないのは母校への愛がないからです。努力して入学した誇り高き学校であれば、同窓会には多くの人が集まるでしょう。しかし、白紙の答案出して受かるような高校は「恥ずかしい」という汚点のような感情しかないと思うのです。

 高校時代も大学時代も退学してしまう人が多くいました。僕は「中退するなら入学しなければいいのに」という意見ではなく「いろいろあって仕方なく退学したんだろう」という考えかたでした。仲の良かった友だちが「俳優になりたい」と言って退学した時には寂しさがありましたね。その後、彼は俳優の道を諦めてしまったと風の噂で聞きました。イケメンでもなく、ごく普通の同級生だったので、個人的には応援をしていましたが「やっぱり諦めちゃったか」という感じ。諦めることは決して恥ずかしいことではないと感じます。学校の縮図は社会の縮図。これを頭に入れておくととても興味深い発見があるのではないでしょうか。今日はこの辺で。


 


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