2023年3月28日火曜日

情報発信能力

  ある企業では、採用するかどうかをSNSのフォロワー数で判断するという噂を耳にしたことがあります。これは現実的に考えて、あり得る話だと思いますね。要は情報発信能力があるかどうかをチェックしたいのでしょう。ところが、それは業種によって異なると思います。デザイン、クリエイター系の仕事、販売や営業系の仕事、広報の仕事などはSNSのフォロワー数が多いほうが有利だと思うのです。逆に工場や建設系のあまり対面で人と接する仕事ではない場合はSNSのフォロワー数なんてどうでもいいのではないでしょうか。僕が面接官だったら、とりあえずインスタはチェックしたいです。理由はセンスを有しているかどうかが気になるからです。センスはないよりはあったほうが絶対的に良いと思いますね。企業側もセンスのある人のほうが使い勝手がよいと判断すると思います。それからTwitterもチェックしたいところです。変なことをつぶやいていないかを見るのは当然のことですが、ここでもセンスがあるツイートをしているかどうかを判断できる恰好の材料となることは確かです。

 特に若者でSNSをやっていない人を探すほうが難しいでしょう。彼らは賢いので顔を出すことをしません。それを踏まえた上で「日常垢さんと繋がりたい」とハッシュタグをつけているところが誠に興味深い部分。顔は出したくないけれども、同じような人と繋がりたいわけです。若者は大学を卒業するタイミングでアカウントを削除するのでしょう。良い意味で適当な感覚でSNSをやっているわけです。それではなぜSNSをやるのかというと、それは単純明快で「みんながやっているから」。ですので彼らは別にSNSがなくても構わないわけです。

 ちなみに僕もイラストレーターをしていなければSNSをやっていないと思いますね。ミニマリストの中ではSNSを巧みに活用している人がいますが、本物のミニマリストはスマホを持っていない可能性が高いので、SNSなんてやっていないでしょう。とにかく何かを人にアピールしたい人、そういったご職業にお就きのかたは情報発信能力が非常に大切となります。センスを磨くことでフォロワー数を多く獲得して、お好きな業界でご活躍をされることをお祈り申し上げますし、僕自身ももっとセンスが良くなりたいと日々精進する所存でございます。


 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿