2024年1月13日土曜日

教育について

  親御さんは自身のお子さまの教育でお悩みになることが多いのではないでしょうか。たとえば、スマホ問題。早い子ですと小学校低学年からスマホを持っていたりします。お子さまは自分で人間関係が築けるようになると当然、LINEをすることになるでしょう。それからTikTokやYouTubeにハマることは目に見えております。そこを親御さんがどうコントロールするのか、結構重要な部分。聞いた話なのですが、まだ小学生なのに、友だち同士のLINEを深夜までやり取りして、きちんと返信しないとハブられるという何とも残酷なもの。それって本当の友だちではないのですが、子どもにとっては学校が社会のすべてに近いですから「そんな友だちなんていなくたっていいじゃん」と親は言えないでしょうね。

 僕が子どもの頃は、よく勉強して良い学校に入り、良い会社に就職すると言われた最後の世代のような気がいたします。今、そういった教育は古いものとされ、誰からも相手にされないと思うのです。とはいえ、勉強ができると選択肢が増えるのは事実です。これは今後も変わらないと断言できます。僕は親から「大学だけは出るように」と教育され、大学を出ました。結果的に大学生活は大変楽しいものとなったので、これは僕自身の一生の宝物です。以前にある職場で、自身が高卒であることを大変、気にしている男性がおりました。僕は正直、学歴コンプレックスはないので、その男性の気持ちがわからなかったのですが、たとえば、経済的に大学へ行けなかったとか、事情があるケースはあると想像ができます。その場合は辛いと思います。

 僕が教育者になったと仮定するのであれば、明るく笑顔でいること、そして「ありがとう」と「ごめんなさい」をきちんと言える人になること。この程度のアドバイスしかできません。ですが、これは大人でも結構できていない人が多いと感じますので、大切なこと。それから、できるのであれば本当の友だちを見つけるということでしょうか。本当の友だちは、一緒にいて心地の良い人のことを言います。自分の価値観に似ている人を見つけることは困難なことです。人生を通じて、本当の友だちを1人見つけられたら、それはラッキーなこと。

 子どもにとって理想の大人が親であることは幸せなことです。みなさまも教育について、さまざまな意見があるとは思いますが、お子さまが個性を伸ばし、すくすくとご成長されることを願うばかりです。がんばってください。 



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