2024年1月22日月曜日

未来の自分に

  大学の頃、非常におもしろい講義がありました。毎週、月曜日でしたね。今でもはっきりと覚えております。講義の中では、人間は誰しも未来の自分に期待をしてしまう、というものが心に残っています。たとえばダイエット目的でスポーツジムに入会をする。これは典型的な一例です。年会費を払ってもほどんどの人が数ヶ月でリタイアをし、結果的に年会費がもったいなかった、となってしまうのです。そして、肝心のダイエットは失敗。みなさまもご経験があるのではないでしょうか。それではそうならないためにはどうしたら良いのかというと単純なことです。未来の自分に期待をしないこと。これが大切です。特に僕のようなふつうの人は、それなりの人生しか待ち受けておりません。変に夢を持っちゃって、人生を失敗している人を僕は数多く見てきました。その度に「ああはなりたくない」と感じたものでした。

 それから恋愛。女性から聞いた話ですが「イケメンじゃない人から泣きながら付き合って欲しいと懇願された」というもの。その女性はすごくきれいな人です。彼氏はいないみたいですが、イケメンじゃない人からすると高嶺の花でしょう。何の根拠があったのかは不明ですが、それも未来の自分に期待をしてしまった例の1つ。世の中にはダメなものはダメ、ということがたくさんあります。 

 未来の自分に期待して良い条件は長期的に、継続して努力を行えるかどうか、これに尽きると思うのです。諦めずに行動し続けることができるのであれば、輝かしい未来が待ち受けているはずです。逆にすぐに諦めてしまう、そういう場合は前述の通り、未来の自分に期待をすることはやめること。人間には限界というものが必ずあるのです。仕事で言えば適職に就けているかどうか、恋愛であればストーカーみたいになってお相手に迷惑をかけてはいないか、常に考えながら日々、生きていきたいですよね。



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