2017年5月11日木曜日

メディア操作の恐怖

 メディアに出ている人にとって最も気にする部分はその印象、イメージだと思います。誰だって、良い印象、良いイメージを持たれた方が良いに決まっています。
 特定の有名人を陥れる目的、面白がって取り上げる目的で、いわば意図的にイメージを悪くする行為をメディア操作と呼びます。たとえば、1990年代のマイケルジャクソンがまさにそうでした。僕はその頃、マイケルジャクソンの歌やダンスをロクに知りもしなかったのに、メディアにおける児童虐待の報道を真に受けてしまい、単なる変な人だと思い込んでいた過去があります。本当に児童虐待があったかどうかは当人たちにしかわからない問題です。マイケルジャクソンの歌とダンスでマイケルジャクソンを評価すべきだったと今は反省しています。
 マイケルジャクソン以外にもおもしろおかしくメディア操作をしているケースはあります。おそらく才能のある人は少し常軌を逸している部分を有しているので、それがメディアのターゲットになってしまうのでしょう。とはいえ、才能のある人、その人の仕事で評価する癖をつけるとメディア操作をされずに、自分の目で人を判断することができると僕は信じています。

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