2017年5月12日金曜日

時代は巡る

 普及の名作と呼ばれるような作品は音楽や絵画、文学や映画など各ジャンルに存在すると思います。僕は以前、普及の名作と呼ばれるものを信用していませんでした。理由は昔のものは何だか古臭いからでした。ですが、ある一本の映画を観てから考え方が一変しました。その映画は1994年に公開された作品でした。ということは、23年も前の作品なのです。その映画は名作中の名作と呼ばれる映画ですがテーマが重そうであり、また公開からずいぶんと時間が経過していることもあり、敬遠してしまっていたのです。
 結局、その映画を観た感想は「こんな良い映画を避けていたなんて人生損をしていた」というもの。僕はそれから考え方を変えるようにしました。昔の作品は時間が経過していることは事実です。それでもごまんとある映画の中から生き残り、名作と呼ばれているわけですから、そこには人を感動させる何かが存在するのです。そのことを頭に入れておけば、昔のものだからと頭ごなしに避けたりせず、過去の名作を1度は手に取って観たり聴いたりしてみることが必要だと反省している次第なのです。

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