2019年3月23日土曜日

貯金について

 よほど仲の良い間柄でない限り、他人に貯金額を尋ねることはほぼ不可能でしょう。失礼に値します。自身の貯金額を聞かれてもいないのに発表するのも何だか下品です。貯金や年収に関することは、身内でも聞いてはいけない問題だと思います。
 銀行にとっては預金額の多い人ほど、素晴らしい顧客なのです。預金額が低いと、土日にATMを利用すると手数料を引かれます。銀行にとってはどうでもいい人たちです。
 世の中はお金がすべてだと断言する人がいます。確かにお金はないに越したことはないわけです。けれども品格がないと下品なただのお金持ちになってしまいます。
 僕はお金持ちになったことがないので想像するだけしかできませんが、お金が貯まると「もっともっと」欲しくなるものなのではないでしょうか。人間の欲望に限界はありません。よく宝くじで大金を得た人が、その後悲惨な人生を歩んでいるように、人には身の丈に合ったお金の使い方、預金額があるのだと思います。その意味で、僕はお金はないけれども、心に余裕があるので幸せなのだと思います。
 最終的に貯金が多いほうが偉いという考え方は危険だと思います。人間に必要なものは思いやりや人間性なのだと僕は信じています。

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