2019年3月9日土曜日

パワハラの問題

 昨年度はパワハラ問題が世を席巻しました。学生であれば部活、社会人であれば職場でパワハラに該当するようなことがあるかもしれません。しかし、具体的にパワハラとはどのようなことなのでしょうか。
 僕は洋服屋で働いていた時に、その店は毎日の売り上げ目標を達成することが使命のような職場でした。当然、上司からは一枚でも多くの洋服を売るようにプレッシャーをかけられます。このプレッシャーを今で言うところの悪質タックル、すなわちパワハラと捉えることはできないでしょうか。洋服を売ることは大変なことです。おすすめしすぎるとゴリ押しになってしまうからです。
 お客様に喜んでいただくお買い物の手助けすることがスタッフの仕事です。洋服屋の上層部の人はパソコンとにらめっこして、売り上げに到達するかどうかを分刻みで監視しています。その下の人は人員配置や、ディスプレイのことや、お店に活気があるかどうかを考えています。そして、最も下の売り場にいる人間はただ一枚でも多くの洋服を売るために接客をしているわけです。
  上からの目に見えない圧力、これをパワハラだと言い換えて良さそうです。

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