2022年4月5日火曜日

幼少期の影響

  幼少期に受けた影響を大人になっても引きずる、そんなことはあるのではないでしょうか。僕は幼少期に岡本太郎に憧れて「芸術家になりたい」という夢を抱きました。ところが大人になって、芸術家は資産がないとなれないことに気づきました。それからパトロンがいるとかですね。そのため僕は芸術家崩れのイラストレーターということになります。芸術家、画家、イラストレーターというような序列が出来上がっております。イラストレーターをしていて、尊敬されたことはほとんどありませんが、保育系の施設で働いていた時には「先生、絵うまっ」となり、一瞬だけ子どもの心を掴むことに成功いたしました。それでもイラストレーターは、あまりリスペクトされる存在ではございませんし、イラストレーターを目指す人も少ないと思いますね。昨今の子どもがなりたい職業ランキングには会社員がランクインするそうです。極めて堅実ですね。僕の身近にいる子どももゲーム会社の会社員になりたいという夢を抱いております。僕も応援をしたいですね。

 小学生くらいの頃には僕の周りには「プロ野球選手になりたい」という同級生が多くいました。運動神経の良い同級生に恵まれたためです。その中でも1人だけプロになれそうな同級生がおりましたが、結果的にはダメで、プロ野球選手の壁がいかに高いのかを思い知らされました。彼は今、何をしているのでしょうか。このように夢破れし者は、悲惨な末路を遂げることも多いと聞きます。高校生の頃には隣の高校にジャニーズJr.がいて、彼は『3年B組金八先生』シリーズに出演をしていましたが、デビューはできず、ジャニーズを離れ、売れない役者をしていると人づてに聞いたことがあります。キャーキャー言われる、黄色い声援を華やかなステージで浴びる、そんな経験をしてしまうと、なかなかそれを忘れられないということがあるのではないでしょうか。役者と乞食は3日やったらやめられない、そんな言葉もあります。

 とにかく自分の人生は自分で選択をすれば、後悔をすることは少ないと思います。やりたいことがあるのに挑戦せずに、そのことを一生悔いるよりもチャレンジをしてみる。たとえ失敗しても次のチャレンジをすればいいじゃないですか。人間にはがんばっている人を応援してくれる、がんばりを見てくれている、そんな人が必ず存在しますから、みなさまも後悔先に立たず。夢が叶うことをお祈り申し上げます。


 

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