2024年4月27日土曜日

イラストのセンス

 以前のイラストを自身で振り返って見ることがあります。その時に「あっイマイチだなこれ」と感じる瞬間があります。そうです。僕は進化を続けているのです。現状の自分に満足してしまうことは危険なことで、常に上を目指さなければ淘汰されてしまうと思うのです。みなさまはいかがお考えでしょうか。人間には何事も好き嫌いがあります。僕だって好みのイラストやそうでないイラストがあります。お気に入りのイラストレーターさんもいて、その人の作品を見ることはとても励みになります。単純に「もっと僕もがんばらなきゃ」と感じますね。

 僕のイラストが「独特で好きじゃない」ということもあるかと思います。実際に「シンプル過ぎてつまらない」と直接言われたこともあるくらいです。ただ僕はシンプルは自分の武器だと考えているので、人の意見で自分のイラストが変化することはありません。あくまでも自身の中で進化をしていくこと、これが大切。日々のイラスト制作の中で気をつけていることは、僕が「かわいい」とか「おもしろい」とか直感的に感じることを作品化することですかね。描かされている感が出てはいけません。

 お若いかた、特に女子で「将来、イラストレーターになりたい」という人が結構いるみたいですね。個人的には大変嬉しい傾向。ぜひがんばっていただきたいと素直に思います。時間がかかるかもしれませんので、途中で諦めないことをアドバイスしたい部分。女性の場合は結婚や出産を考え、お悩みになるかたもいらっしゃるでしょう。誰しもが10代で有名なイラストレーターになれるわけではありませんからね。そういう時には周りの友だちが重要で「諦めちゃダメだよ」と言ってくれる友だちをどれだけ多く持てるかどうかが鍵となりそうです。「夢を見ることは青春の特権だ」は岡本太郎の至言。

 イラストレーターは非常にやりがいのある仕事です。僕は「諦めろ」なんて絶対に言いません。ただうまく行くまでに時間がかかるケースもあるので、その点は心配なところ。「食べていくまでに10年かかった」そんな人もいるくらいです。とにかく僕はこれからもイラストのセンスを磨いていきたいです。努力あるのみですね。 



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