2017年3月17日金曜日

匂いからくるもの

 匂いは人間の嗅覚により識別されます。記憶を思い起こさせる嗅覚は人間の五感のひとつです。僕は偏頭痛持ちなのですが、偏頭痛がやってくる前には嗅覚が異常に鋭敏になり、いろいろなものや人の匂いを必要以上に感じてしまいます(思い出すだけで頭が痛くなる)。
 さて、食べ物の良い匂いを嗅ぐと、当然食欲がわいてきます。これは不思議なもので、たいしてお腹が空いていなくても、通りかかったカレー屋さんの前でカレーの良い香りを嗅いだら、急にお腹が空きカレーを食べたくなってしまう。皆様もこのようなご経験があるのではないでしょうか。逆に嗅覚が衰えてしまうと、人間は味覚も感じなくなり何を食べても美味しさを感じることができなくなってしまうのです。これはおそろしいことであり、どこへ出かけても誰と会っても、何を食べても嗅覚が働かないと生きている実感は半減されてしまいます。花粉症の時期やインフルエンザで鼻詰まりが酷い時を想像すると、その苦しみがわかりやすいと思います。普段当たり前の役割を果たしている嗅覚も失われてみてはじめて、ありがたみを痛感するのでしょう。
 偏頭痛の時はつらいですが、匂いからくるものを大切にしたいと思う今日この頃です。

0 件のコメント:

コメントを投稿