2019年5月20日月曜日

革命の響き

 男の子は少年の頃、ヒーローや革命家に憧れを抱きます。そして、青年期になると、誰もが凡人であることを悟り、それなりの職業に落ち着きます。
 言葉の響きとして革命はとてもキャッチーな言葉です。僕は革命を起こせないと青年期に気づきましたが、自分の中で革命を起こすことはできると最近思い始めました。僕の中でそれはお片付けなのです。お片付けに大成功し、自信がつきました。僕は革命を巻き起こしたのです。自分の中で。
 ミニマリストの書籍やネットの文献を確認するとみな一様に、心の開放感を挙げています。この心の開放感を革命と置き換えて良さそうです。革命というと何かを所有しまくる、コレクションを制覇する、そのような支配感を連想しがちですが、モノを大量に所有しても、それは欲に限りがないことを示し、虚無感だけが残るのだと思います。心の開放感はいらないモノを捨て去ること、必要のないモノを余計に購入しないことでしか得られないものだと実体験から断言することができるのです。興味がある方はお片付けをしてみてはいかがでしょうか。

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