2021年8月28日土曜日

お片付けに関する疑問

  「あ〜もう1度、お片付けしたいなぁ」というミニマリストは多いのではないでしょうか。お片付けをしている最中、非常に気持ちが良いのですが、それは後になってからわかるもの。何もなくなってしまった後ではお片付けができませんから、かつての汚部屋が懐かしく感じるものなのです。僕は夢で何度かお片付けをする夢を見たことがあります。とても気持ちの良いものでした。ところが目が覚めれば現実。何もないという現実をつきつけられます。何もないことは、ストレスがないので非常に心地が良いのですが、やはりお片付けに勝る気持ち良さはないと言っていいでしょう。

 テレビで金持ち実業家が高級外車、数億円の家、数百万円の靴や時計を見せびらかしていましたが、ミニマリストのほうが気持ちいいのにと思います。僕には想像力があります。だから高級商品を買った時のピークを想像することができます。そしてそれらはただのモノと化してしまうのです。アパレルで働いていた時に100万円は入っているだろうというお客様の財布を見たことがあります。彼らはメンツのためにお金を使うのです。成功しましたという表現手段です。数千万円の高級外車に乗ることで自分の年収を誇示したいわけです。それから住むところ。億ションに住むことは彼らのステータス。そして交友関係。同じような年収の経営者たちと交流をするのです。

 金持ち経営者でミニマリストになろうとする人はいないでしょうが、いても不思議ではありません。お片付けという言葉は誰もが知る当然のワードとなっているからです。お片付けはマイナス面はないとは思いますが、プラス面は心が豊かになることでしょうか。お片付けに興味がある人はとりあえず1年触れていないモノから処分をスタートさせてみてはいかがでしょうか。お片付けできる人は簡単にできますし、できない人は「もったいない」と言って絶対にできないのがお片付けのおもしろいところでもあるのです。ぜひお試しくださいませ。 


 


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