2023年7月19日水曜日

アナログの良さ

  友だちが某小売店で働いていて、そこのレジがとうとうセルフレジになってしまいました。僕はレジはアナログの良さが前面に出る良いものだと考えております。丁寧な店員さんに当たると「ラッキー」となりますし、こちらの気分も良くなるので不思議。ですが、世の中的には人件費を削減するためにもセルフレジが当たり前の世の中となるのでしょう。寂しいですが、現実は受け入れなければなりません。近所のスーパーはピッピッは店員さんがやってくれて、金銭授受だけセルフレジです。そのうちバーコードスキャンも自分でやる社会が近づいてきていると考えることもできます。

 ミニマリストになってから、アナログの良さに気づいたりもしています。それは手紙。手書きの文字には心がこもっていると思うのです。個人的には好きになる人はみんな字がきれい。逆に言うと字がきれいな人を好きになるのかもしれません。お片付けをしていく中で最後まで迷ったのが知人友人、元恋人からいただいた手紙でした。卒業アルバムなんて平気で処分できましたが、手紙だけは迷いましたね。結果的に写メってシュレッダーにかけました。大学生の頃、1度だけラブレターを書いて渡したことがあります。今では懐かしくもあり恥ずかしくもある、いわば青春時代。誰しもが失敗して大人になるのです。ちなみにその恋は成就しませんでした。元気にしているでしょうか。

 若者で、レコードにハマったり、カセットテープで音楽を聴いたりすることが流行っているとテレビのニュースで見て「完全に世の中と逆行しているじゃん」と思いました。ですが、若い彼らもアナログの良さに気づいているのです。昭和は良い時代でしたからね。レトロな文化を取り入れることは良いことだと思います。僕自身も高校時代にバイトして貯めたお金でレコードプレーヤーを購入し、レコードを買ってきて聴いていたことがありました。CDよりも深い音色に心踊らされた記憶があります。最近はスマホがあればサブスクで音楽聴き放題の時代です。良い反面、形に残らないので思い出としてどうなんだろうと思いますね。たとえば、前述のCD。友だちが引っ越すときに、その引っ越しを手伝うことになりました。CDの整理をしていて、懐かしいバンドを発見し、みんなの作業が止まったことがありました。「あ〜懐かしい。俺も持ってた」というように。

 生成系AIとか世の中的にはさらなるAI化やロボット化が進むと予想ができますが、アナログにはアナログの良さがあるので、そのことを頭の片隅に入れて生きていきたいですよね。


 

 

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