2023年7月7日金曜日

最近の捨て活事情

  マイノリティーですが、ミニマリストという存在が定着してどのくらいの時が経過したでしょうか。以前に「ミニマリストってモノ捨てただけの人でしょ?」と言われたことがあります。最近SNSで捨て活がブームになっているみたいですね。友だちがジモティーで家具を0円で出品したところ「譲ってほしい」という人が続出し驚いたと聞きました。捨てる人がいれば、譲ってほしいという人もいるわけです。とにかくこの国は豊かになり、モノで溢れかえっていることだけは確かです。過去にアパレルで同僚だった人が現在、有名なリサイクルショップで働いているのですが「毎日毎日、忙しくて死にそう」と嘆いておりました。同時に「こんなに要らないモノってあるんだね」とも。僕自身も昔はファッションにハマってしまい部屋中服だらけの汚部屋でした。その後、ファッションを卒業したことで、お片付け、ミニマリズムに傾倒し、現在のようなミニマリストになれました。

 人間にはモノに対する執着が少なからずあるのではないでしょうか。だから「もったいない」とか「いつか使うかもしれない」と言って手放すことを放棄してしまう。結果的に家や部屋は片付きませんし、気持ちもスッキリしません。要は「捨てる=悪」という無意識の固定観念があり、捨て活につながらないということがあるかと思います。1日1捨をしている人が結構いるみたいですが、コツコツ捨てるということは、ミニマリスト初心者としてありだと僕は思います。僕も割とコツコツ型のミニマリストでしたので、少しずつというのはポイントかなと感じます。モノの具体例で申し上げますとハサミが6つあるとか、使っていないハンガーがたくさんあるとか、こういったモノは捨ててしまって必要最低限にしてみる。たとえば、ハサミを1つにして困ることがあるでしょうか。きっとないはずです。もしも、ハサミを1つにして困ることがあっても、100均で新しく購入すれば良いわけです。このようなことを応用してみるといろいろなモノを必要最低限にできます。以前、僕の部屋には椅子が3つありました。座っていないインテリアだったので1つにしました。以後、椅子を1つにして困ったことは何ひとつございません。

 昨今はSNSがありますから、自分の憧れのミニマリストを探してみたり、同じような境遇で、捨て活をがんばっている人を容易に探し出すことができるでしょう。これは自分のモチベーションにつながる結構、キーポイントとなる部分です。家や部屋がきれいになり余白ができると頭も心もスッキリします。その後は余白をキープすることが大切なのですが、ミニマリストは無駄遣いや不用品を購入したりはしないので、とにかく自分の最高到達点を目指して、捨て活をがんばってください。1人のミニマリストとして陰ながら応援しております。


 

 

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