2022年10月2日日曜日

人の作品を

  世の中には自分の理解をはるかに超える神経を疑う人が存在します。人の作品を平気でパクる人が、その典型例です。某国が日本のアニメを無許可で放映したり、コピー商品を無断で販売したり、本当に神経を疑います。彼らには創作能力が欠けているので、おとなしく何もしなければ良いのに、人の作品をパクって稼いでやろうという神経が僕には理解できません。そういう人はクリエイターからするとかわいそうな人。だって本人は何も生み出せないわけですから。

 僕の友だちの画家がひどい目に遭ったお話。その画家さんは結構著名なかたなのですが、売れない画家の女性から「絵を見せて欲しい」と言われたので、見せたら、その売れない画家の女性がそっくりそのまま、パクってあたかも自分の作品かのようにコンクールに応募し、入選するということがあったそうです。画風から察した知人の指摘でパクリについて気づいたそうです。これは嘘のような本当の話。友だちの画家は「信じられない」と落ち込んでいましたね。それもそのはずです。日本人は、そういうことをしないと思い込んでいます。僕もその1人。その売れない画家の女性の国籍がどこかは不明ですが、日本人であるならば同じ日本人として非常に恥ずかしいの一言に尽きます。

 今はSNSで作品をアップしている人がたくさんおります。平気で無断転載をする輩も多いのではないでしょうか。たとえそういう行為をしていても、いつかはバレますし、一生表舞台には出ていけないお気の毒な人だと思うので、前述のとおりかわいそうな人なのです。このブログを見ている人でパクリや無断転載を、当たり前のようにおこなっている人は直ちにお辞めになることを警告いたします。芸術家や画家、イラストレーター等のクリエイターは命がけで作品を生み出します。その作品を、そのままパクる行為は卑怯と言い換えても良さそうです。ですが、このような話に聞く耳を持たないチンピラのような人たちも一定数、確実に存在するので、本当にかわいそうだと感じますし、そのような人たちとは絶対に関わりたくないと僕なんかは思いますね。



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