2022年10月25日火曜日

体臭問題

  人間には体臭があります。強い弱いの差はあれど、誰しもが匂いを放っているのです。ここで問題となるのが人間は好きな人の体臭は許せるけれども、嫌いな人の体臭は許せないということです。ある人から「上司の体臭が臭すぎる。ウ○コの匂いがする」と言うので、僕は吹いてしまいました。今まで生きてきてウ○コの匂いがする人に会ったことがありません。その人はきっと上司が嫌いなのでしょう。だから余計に臭いと勘違いしているのではないでしょうか。日本人は外国人に比べて体臭があまりない人種だと言われます。確かに外国人は香水をつけている人が多いです。それは体臭を気にしているからなのです。日本人でも若い人は香水をつけていますよね。僕も昔はよくつけていましたし、今でも気分でつけることがあります。

 保育系の施設で働いていた時に、お子さまの柔軟剤の匂いが強くて驚いたことがありました。その子がいると、匂いでわかるほどでした。ホールの中が、その子の柔軟剤の匂いで充満し、今でも強く記憶に残っています。スメハラとか昨今では問題になっている部分です。やはり何事もやり過ぎは良くないということがわかります。僕は昔、友だちから「香水つけ過ぎ」と指摘をいただいたことがありました。好きな香水だったのでついつい鼻が麻痺していまい、つけ過ぎるという失態につながってしまったのでした。その時は友だちに感謝しました。匂いの問題ってなかなか指摘がしづらい部分なので、本当にありがたかったです。

 学生の頃は「あいつ体臭きつい」とか残酷な言葉があったりします。それは学校を卒業してからも続くものなので、いじめと境界線が難しい部分。中には体臭を気にし過ぎて不登校になってしまう人もいるそうなので、辛い現実だと思います。みなさまの周りでも体臭がある人がいるかと思います。ぜひいじめの対象とすることはせず、大人の対応をしてほしいところです。それから体臭が強いと本人でご自覚のあるかたは、香水をワンプッシュすればいいのだとアドバイスしたいところです。体臭は香水で完全に消すことはできませんが「気にしているんです」というアピールにはなりますので、周囲の人はきっと察して気づいてくれるに違いありません。とにかく体臭問題は人ごとではありませんから、身近な問題として考える機会になればいいかなと思いますね。


 

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