2022年12月10日土曜日

天然な人

  以前に天然な女性から一方的に好かれて困った話。ちなみに僕は天然ではないです。天然な人は自分独自の世界を持っているという見方もあります。そのため勘違いをする人も多いみたいですね。その女性とは同じ職場だったのですが、その人がシフトを組んでいたためにクリスマスに2人だけの勤務になり、正直嫌な気持ちになりました。特別予定があったわけではないので、事前にお休みをいただかなかった僕のミスです。ですが、まさか2人だけの勤務になるとは思いもせず、今でも苦痛な思い出です。「この後食事に行きません?」と勤務終了直後に言われ、僕は適当な理由をつけて断ったのですが、今考えても地獄絵図でしかありません。その人が天然だった理由は僕がその女性に好意を持っていると完全に勘違いしていた部分にあるでしょう。僕は当時古着を着ていて、その人も古着が好きなのだそうで「私たちって似ていますね」と言われたことがありました。仕事は僕のほうが退職をすることになり、退職した後もLINEで連絡来たりして困惑しましたね。僕が女性にしつこくしないわけは、このような経験があるからです。しつこく連絡することは相手を不快にさせると身を持って知っているからです。

 着ている服で人を判断することはできないでしょうし、失礼に値しますから難しい問題ですが、傾向を知ることはできると思います。変な服装をしている人はよく言えば個性的、悪く言えば変な人です。冒頭の天然な女性は真冬に虹色のスカートを履き、ショッキングピンクのマフラーをする、僕には理解できないファッションセンスの持ち主でした。冷静に分析しても似合っておらず、また年齢も高かったため、別の職員の人たちは陰口を叩いていて、笑い者にされている感じでした(嘲笑ってやつ)。僕はその女性のファッションを笑うことはしませんでしたが「地味な格好をしたほうが似合うのに。もったいない、損しているな」そう思いました。

 仲の良い友だちであれば「お前って天然だよな」と指摘することができます。ところが僕の体験のように職場の先輩であったり同僚であったりすると「天然ですね」と指摘することがハラスメント行為に該当してしまうかもしれないのです。世の中は繊細であり、非常に面倒くさいものとなっております。いつもとは違うおしゃれな格好をしている職場の女性に「今日、おしゃれじゃん。デート?」こう発言するだけでセクハラになってしまうのです。今思い返してみると、クリスマスに2人だけの勤務にされ、勤務終了の直後に食事に誘われる行為は、ハラスメントに値するのかもしれません。昔の話ですので、僕の中では少し嫌な思い出というくらいで、PTSDになったというような大げさなことではありません。ですが、みなさまも職場にはいろいろな人がいると知っておいてほしいと、僕は切望しています。人を好きになることは素晴らしいことですが、相手が嫌がっているのであれば潔く身を引く覚悟が必要だと思うのです。みなさまもお気をつけくださいませ。 


 


 

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