2022年12月20日火曜日

デザイナーとミニマリスト

  テレビで有名なデザイナーのご自宅が映し出されておりました。その瞬間、僕は「この人ミニマリストじゃん」と直感しました。なぜなら不必要なモノが何もなかったからです。ミニマリストとは必要最低限のモノを所有し暮らす人のことです。つまりミニマリストの家にはごちゃごちゃしているモノはなく極めてシンプル。ミニマリストを知らない人がその家、部屋を見た時に「何もないよ?」と驚くのです。デザイナーは物を作り出す人です。だからデザイナーの家にはいろいろなモノで溢れかえっている印象がありますが、実際は逆。ちなみに僕の部屋にも不必要なモノは何1つありません。卒業アルバムさえ断捨離しちゃってる僕のことを家族が心配し「何かおかしな宗教にのめり込んでいるのではないか?」と疑われたほどです。ですが、僕は無宗教です。

 子どもの頃、自分がミニマリストになるとは思いもしませんでしたし、ミニマリストという存在が今ほど知名度がなかったので、それは当然のことかと思います。ですが、子どもの頃から僕はセンスが良く、シンプルな人間でした。それは今までもこれからも変わらないでしょう。僕は白いスニーカーが好きです。白いスニーカーは汚れが目立ちますが、何の服にも合うので便利。それから僕によく似合っていると思います。僕は他人から「謎の清潔感があるね」と言われたこともあるのですが、それは僕がシンプルな人間だからでしょう。

 デザイナーとミニマリストは相互関係があるとみて良さそうです。昔好きだったデザイナーさんのご自宅も雑誌で拝見しましたが、やはり何もありませんでした。それはなぜなのかというと、何もないと頭と心がすっきりするからです。リセットされる、といった表現が適切かもしれません。家や部屋は落ち着く空間を保ちたいと考えるデザイナーは多いのではないでしょうか。落ち着く=何もない、に該当するわけで、家や部屋が汚いデザイナーはきっとあまり素敵なデザイナーではないと分析することもできるのです。とはいえ、デザイナーやミニマリストにもそれぞれ個性があるわけですので、あまり強制的にデザイナーとミニマリストを結びつけるのもどうかと思います。本日もみなさま僕の戯言にお付き合いくださいまして、ありがとうございます。


 

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