2021年7月11日日曜日

服装にこだわるバカ

  タイトルにあるように服装にこだわるバカがいたりします。かつては自分もそうでしたので、実体験を含めて記していきます。僕は服装にこだわることが許されるのは若者だけなのだと思います。年齢的には20代後半まで。30を超えて服装にこだわることはバカだと言われても仕方がないと肝に銘じておくべきでしょう。僕はとっくにファッションを卒業しましたので、いつもシンプルで清潔感のある格好を心がけております。当然、目立ちません。それでいいのだと思います。過去の僕は人と違った服装をしていました。結果的に人と被らない古着に走ったのであり、服装にこだわるバカの誕生となってしまったのです。しかし、若かったこともあり、僕のファッションは似合っていました。よく街を歩いていると外人さんから「一緒に写真撮ってよ」と声をかけられました。それは目立っていた何よりの証拠となります。ですが、僕は次第に本当の自分とファッションとの間にギャップを感じてしまい、服装にこだわることをやめ、ミニマリストになることに至るのです。

 そもそも古着は若者しか似合いません。いい歳こいて古着を着ていると「新品の服買えないの?」と思われるでしょう。「ビンテージものだよ、デッドストックだよ」と訴えかけれもそれは無意味です。たとえば、ダメージジーンズ。これをいい歳こいた人が着ると「あれっ破れてるよ」となり、ファッションとしての機能を果たさないことになりかねません。あくまでも古着は若者のフレッシュさとマッチする期間限定のものであり、本当に歳がいって古着を着ても似合わないのです。だから僕のように服を卒業した人間は極めてシンプルな服装をすることがバカだと思われない第一条件となります。それでも「俺は死ぬまで服装にこだわる」というかたは、こだわり続ければいいのだと思います。ただし、周りの人からは陰で笑い者にされている自覚を持つことが必要でしょう。


 

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