2021年7月3日土曜日

何も持たないということ

  ミニマリストはほとんどモノを所有しません。つまり、何も持たないということ。僕は何も持たないことで心の開放感を獲得しました。これはとても気持ちがいいものなのです。たとえば高級外車を所有している人。彼らは車、モノに支配されていて「傷ついたらどうしよう」とか「そろそろ車検切れるかな」とか心配しているのです。僕はこのようにモノに支配される人生だけは嫌で、常に身軽でありたいと考えるのです。モノがないことは非常にシンプルな生活をすることができるので身の丈に合った人生を歩みたい人はとりあえず、モノを減らして生活してみることをおすすめいたします。一例を挙げますと服。僕は過去に古着が好きで、5万円するビンテージジーンズとかを履いていました。大切に履いていましたので最初はお片付けするのも大変でしたが「服とかどうでもよくね?」という結論に至り、すべての古着を処分することに成功いたしました。そのビンテージジーンズが100万円したとしても、僕は処分をしたでしょう。そうです。僕はモノ中心の人生をやめるに至ったのです。

 今、車が欲しいとか、大きな家に住みたいとか、欲はまったくありません。身の丈に合った人生を歩むことができていますね。今まで僕はなぜモノに支配されていたのだろうと考えた時に、人との比較。それから広告の影響があると言えます。前述の車は典型例で、どんな車に乗っているかで経済的に潤っているかどうかがわかります。それでは車を持っていないミニマリストが経済的に貧しいのかどうかを考えた時に、そんなことはないと思います。普通に高級外車に乗れるくらい稼いでいるミニマリストはいると思いますね。有名なゴルフ場の駐車場がみんなベンツであるのはこれはステータスで人との比較が起因しています。つまり知らず知らずのうちにベンツを所有していないと恥ずかしいという心理状態に追い込まれているのです。それから広告の影響は絶大でファッション雑誌を見ると自然とアイテムが欲しくなったりします。プロのモデルが着用している服やきれいな家に置かれているおしゃれな雑貨等。これらを手に入れたくなるのが人間の物欲なのです。広告は人の物欲を刺激してくるもの。だから雑誌を見なければ特に欲しくなることはないのです。

 何も持たないということの正反対はコレクションです。これは男性に多いですが、脳の問題なのでしょう。いわゆるコレクション脳。常に何かを欲していて集めたくなる心理が日常化しているのです。僕も昔はそうでした。着もしないビンテージのベースボールシャツをコレクションしていました。今はすべて処分して気分爽快です。僕にとって何も持たないことは自分に合ったライフスタイルなのだと考えております。ミニマリスト街道をひた走る所存です。


 


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