2023年8月13日日曜日

戦争のこと

  高校の修学旅行が長崎でした。その頃、戦争に興味がありませんでしたが、ロシアのウクライナ侵攻をはじめとして、日本もいつ巻き込まれるかわからないという意味で、戦争のことは重要な問題だと思います。アメリカは原爆を京都には落としませんでした。それはなぜなのか。原爆は極めて実験的なものとして行われたものであり、日本が全面降伏をするとは思っていなかったのかもしれません。人の命が失われるという意味で戦争は犯罪ですし、人殺しをしていることに変わりはありません。母方の祖父が体調を崩したこともあり、祖父は戦争には参加できませんでした。もし参加していて亡くなっていたら、僕はこの世に存在していないことになります。

 ロシアのウクライナ侵攻を戦争と呼ぶ人は少なくありませんよね。一方的にロシアがウクライナを攻め込んでいるので、ウクライナの人たちは気の毒だと思います。そして、それは日本にとって対岸の火事ではありません。たとえば北方領土から攻め込まれる、そのような可能性もあります。それから北朝鮮のミサイル。日本のEEZ内に着弾したりしています。日本の本土に打ち込まれたら戦争が始まるのです。当然、日本が頼るのがアメリカですが、僕自身も徴兵されるのだと思います。僕は腕立て伏せ5回もできませんが、日本男児である以上は戦争に参加しなければなりません。これは義務です。銃を持って人を殺さなければならないと想像すると、手が震えます。やがて慣れが生じてきそうで非常に怖い部分。戦争は「殺すか、殺されるか」の二者択一なのです。生きるためには人を殺さなければなりません。

 平和ボケと言われる昨今の日本。日本には徴兵制がないので、実感が湧かない若者は多いと思います。それから戦争を知る世代の方々が、高齢化し、お亡くなりになっているケースが増加しております。戦争は悲劇であり、できることなら避けたいものですが、世界情勢の問題は一個人の国民にはコントロール不可能な問題。冒頭にも記したように高校の修学旅行が長崎だったことは今振り返ると良かったと回想します。当時は周辺の高校が京都に行っており「なんでうちの高校だけ京都じゃないの?」と発言していた自分が恥ずかしいとも感じます。みなさまも戦争を身近なものとして捉えて見ることをしてみてはどうでしょうか。


 

 

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