2023年8月27日日曜日

人を傷つけない人

  僕は両親から「人を傷つけない人になりなさい」と言われて育ちました。はたしてそのような素晴らしい人間になれたかは第三者が決めることですので、僕には判断できかねる問題。とはいえ、僕は大人になるまでの人間関係において人に嫌なことを言う人や嫌なことをする人とは距離を置いて関わらないようにしてきました。そのせいか「ツンデレさんは、とても優しい人だ」と言われることが多いです。人に優しくできることは精神的に余裕がないとできません。

 僕はミニマリストになってから精神的に余裕が出てきたと振り返ることができます。余計なモノはお片付けしたせいでしょうね。欲しいモノもありませんし、他人に振り回されることもないので心身ともに充実をしております。人もモノと同様に、嫌だと思ったらお片付けしちゃえばいいのです。それから人に優しくすると、それは回り回って自分に返ってくるので、それもポイントですね。ハゲている人に「ハゲ」と言うことは暴言になります。ハゲている人はハゲたくてハゲているわけではないからです。子どもの頃から、僕はそんな暴言を吐く人とは距離を置いて接してきたので、今、僕の周りで人に嫌なことをする人はおりません。これは恵まれていると言えるでしょう。

 電車の中で高齢者や妊婦さんに席を譲ること。これは大変シンプルな優しさ。できる人は限られています。ほとんどの人は気が利かないので席を譲るという発想が起きません。僕も若い頃、たくさん席を譲りました。これから老人になった時に、回り回って席を譲ってもらえるのでしょうか。これは楽しみにしている部分。もしも電車に乗るたびに席を譲ってもらえるのであれば、僕の若かりし頃の優しさが報われたということ。それ以前に自分に返ってくるかどうかを考えることは優しさとは違うかもしれないので、人に優しくすることは難しいことだとも思います。みなさまも人を傷つけない人を目指してみてはいかがでしょうか。


 

 

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