2024年2月7日水曜日

柔軟な働き方

  大学生の友だちが興味深いお話をしていたので、今日はそのことについて。彼いわく「曜日固定制の仕事が多いので困る」とのこと。確かに大学生ですと、忙しい時間を割いてアルバイトをしなければならないので、自由シフトの仕事のほうが都合が良いでしょうね(賢明な判断)。ただ、自由シフトの職場は決して多くはないと思います。理由は企業が管理しやすからでしょう。僕自身も昔アルバイトを探していた時には面接で「固定制ですので、休む場合は代わりの人自分で探してください」という経験があり、ご辞退を申し上げたことがあります。過去に楽しかったアルバイトは保育系の施設とアパレルでしょうか。なぜかというと、いろいろな人と関われておもしろかったからです。そして、両者とも自由シフトでしたので、夏や冬に旅行に行けました。

 現在は固定制のシフトの職場が多いかもしれない日本ですが、将来的には自由シフトに変わっていくと僕は予想しております。日本でも海外のような柔軟な働き方が強く求められてくると思うからです。それから人材。固定制の融通の利かない職場環境に良い人材が集まらないと、企業側も困るわけです。ある時にふと「あれっなんか良い人が応募してこない」となるのは固定制のシフトで、休む場合は代わりの人を自分で探さなければならないことがネックとなっていることでしょう。そのことにきちんと気づかなければなりません。よって固定制のシフトは、今までは管理しやすかったのかもしれませんが、今後はそうはいきません。時代は変わっていくのです。

 今、自分がイラストレーター以外の仕事を探すと仮定するのであれば、絶対に自由シフトの職場を希望いたします。それから知人に聞いたのですが今どき交通費が出ない職場があるのだそうです。大昔は交通費って企業側が出す義務とかないので、出ないところも多かったのですが、今は違います。こういうのも時代の流れです。だから企業の採用担当の人で「良い人材がなかなか集まらない」とお悩みのかたは、職場が固定制のシフトでないか、自問自答してみると良いのではないでしょうか。


 

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