2020年10月1日木曜日

働くということ

  人はほとんど99パーセントの確率で働いています。若者でニートみたいな人もいるとは思いますが、いずれは働かなければならないでしょう。それでは働くということについて、今日は考えてみたいと思います。子どもと関わる仕事に就いていた時に「大人ってさ、夢叶えている人少なくねぇ?」と言われたことがあります。その子の父親も夢が叶わなかったそうです。

 ちなみに僕は芸術家になりたかったのですが、資産がないため諦めました。芸術家はお金持ちの子どもや、奥さんが高給取りとか、一般市民とはかけ離れた人がなれる極めてパーセンテージの少ない人々です。我が国日本では30歳で定職についていないと不可解な視線を注がれます。「今まで何してたのかしら?」というおばちゃんの噂のネタにされることは確実です。しかし、僕は絵を描く仕事に就けました。一生をかけて身を捧げる仕事に就けたことは非常に恵まれた人生です。

 アートの世界では芸術家、画家、イラストレーターの順番で格付けがなされております。悲しい話ですが、これは事実です。そもそも僕が幼少期、芸術家に憧れたのはかっこいいからです。ダリとかめっちゃかっこいいですよね。凡人なら誰もが憧れるでしょう。それではダリを始めとした芸術家が真面目に働いているのかというと、これは疑問で、おそらく遊びの延長ではないかと思われます。もしくは真剣に遊んでいる感じ。ちなみに僕も絵を描いているときは遊び心を大切にしています。心に余裕がないといい絵は描けません。こう考えると、僕も真剣に働いているとは言えないのかもしれません。働くって難しいことだと僕は考えています。みなさまはどうお考えでしょうか。


 

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