2022年6月3日金曜日

怒りのエネルギー

  先日、夜の比較的満員電車に近い電車の中での出来事について。「お前、謝れ。足踏んだだろ」と突然、50代後半と思われる男性が怒っておりました。電車中に響き渡る大声でしたので、誰しもが不快な気持ちになったと思います。これは結構あるあるで、電車が揺れた時におそらく無意識のうちに足を踏んでしまったのでしょう。そしてその時に「すいません」と頭を下げなかったことが原因だと推察できました。これはキレられる側にも責任があったのだと僕は考えております。それにしてもあれだけの大きな声を出すということは怒りにはエネルギーが必要なのだと改めて思い知らされました。僕は温和な性格なので、今までに人にキレたことはありません。ですが、アルバイトをしていた時に理不尽なことでキレてくる人がいて困ったことがありました。ターゲットを決めてキレるタイプの陰湿な輩で僕はパイセンとも上司とも考えておりませんでした。そのことがなおさら彼を怒らせたのか、しまいには「ここからこっちまでは来ないでもらっていいっすか」と言い出したのです。洋服屋のアルバイトでしたが、僕が個人売上が良いことを彼は妬んだのです。きっと今でもどこかの店舗で、ターゲットに対してキレていることでしょう。ビョーキみたいなものですね(嫌だね〜)。こんな輩が店長になってしまうと、確実にパワハラします。だから結局、契約社員止まりで留めておくのが会社としては都合がいいのではないでしょうか。

 保育系の施設で働いていた時には怒ることが好きな人がいて僕は困惑しました。最初、気のせいかなと思ったのですが「そんなことでキレるの?」というようなことでキレるので、怒るのが好きな人なんだと気付きました。子どもたちにとっては、悪影響を及ぼす先生ですが、誰も注意する人がいないので「やりたい放題じゃん」という感じ。そういえば僕が子どもの頃も学校にしょっちゅうキレている迷惑な教師が存在しました。しまいには「全員机に伏せて。犯人は手をあげるように。先生と君だけの秘密だ」などと言って机に伏せさせられた最悪な思い出が蘇ってきました。中学校の頃には竹刀を持ち歩く体育教師がいて、その教師もしょっちゅう些細なことでキレていました。こう考えた時に、社会には一定の割合で怒ることが好きな変態的な嗜好の持ち主が存在するということです。

 僕はこれからも人にキレたりする迷惑な行動は取らないようにしたいです。キレられて気持ちの良い人はいませんし、怒りのエネルギーは理性でコントロールすべきだと僕は考えるのです。みなさまの中でもお怒りになっている知人友人がいらっしゃいましたら優しく「大人になろうよ」となだめてみてはいかがでしょうか。


 

 

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