2023年8月5日土曜日

落とす理由

  以前に知り合いで東大の大学院生を存じ上げておりました。彼いわく「僕、バイト落ちたことないんすよ」とのこと。確かに彼はイケメンな上に頭が良く、人当たりもソフトで落とす理由がないなと僕は思いましたね。逆に友だちで生まれつき目つきが悪い人がいて彼は「バイト受かったことない」と言っておりました。彼は街中で「何ガンつけてんだよコノヤロウ」といきなり胸ぐらを掴まれたことがあるそうです。人は見た目が9割と言いますが、気の毒な人もいるわけです。ちなみに僕はイケメンではないのですが、仕事ほとんど落ちたことがないので、親しい友だちからは「軽い詐欺師」と呼ばれております。僕はハキハキしていて元気があるので、その点が落とす理由をなくしていると思うのです。それから挨拶。挨拶はきちんとするので、好印象だと分析しております(これでイケメンだったら・・・)。

 面接官目線で考えた場合、最初に顔採用をするかどうかを見極めたほうがよさそうですね。仮に僕が面接官だったら顔採用をすると思いますね。なぜなら見てくれは良いほうがいいと考えるからです。そして、イケメンや美人の人は自分に自信があるためか、性格が歪んでいないケースが多いです。学校でも1軍だった彼らはクラスや部活動でも強いリーダーシップを発揮していたと思うので、ほぼ即戦力。ただ使われるだけではなく、頭で考えて動くことができるので、イケメンや美人はどんな仕事でも有利だと思います。

 イケメンで言えばある放送局の局アナがイケメンばかりなので、ふつうに顔採用って実社会であるんだと思いますね。放送局が公に顔採用するわけですから、イケメンではない僕たちは大変です。採用者は「優秀だから取っただけ。妬むな」という感じなのでしょう。僕自身の経験からすると某小売店の採用率が10倍でした。採用された僕が店長に「どうして採用してくれたんですか?」と尋ねたら「だって落とす理由がないでしょ」とお褒めの言葉をいただきました。その節はありがとうございました。元気にしているでしょうか。

 世の中には人の数だけ仕事があり、採用されたり、採用したり、いろいろなケースがあると思います。若い人にアドバイスするのであれば「落ちたら自由ということ」でしょうか。確かに入りたかった会社、就きたかった仕事ができないことはショックだと思うのですが、新しい選択肢が広がったと考えることで視野が広くなります。最後になりますが、仕事に落ちたくない人は冒頭の僕の知人のように東大に行くこと。これはかなりポイントが高いので、学生のみなさまは勉学に励んで東大へぜひ行ってください。


 

 

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