2020年9月21日月曜日

ジャニーズ事務所の凋落

  子どもの頃から美少年と言えばジャニーズ系という感じ。冗談で「履歴書送ってみようかな」などと言う友だちもいました。昨日東山さん以外の少年隊のジャニーズ事務所の退所の報道を見て、僕はジャニーズ事務所はすでに凋落しているのだと確信しました。ジャニーさんが亡くなってから多くのジャニーズのアイドルが退所をしています。それだけジャニーさんの影響力は大きかったということなのでしょう。キンプリが今の嵐のようになるのに少なくとも5年はかかると思います。それぞれの顔と名前を国民に一致させるまでそれくらい時間がかかるということです。そもそも40近くまでアイドルでいることを許容する日本は非常に変わっている国だと思いますし、ジャニーさんの見る目はすごいと言うしかありません(年齢的にはとっくに中年隊でしたし)。

 ジャニーズ事務所の凋落のきっかけは紛れもなくSMAPの解散です。無理矢理大人の事情で解散を余儀なくされた彼らはそれぞれに活動を続けていて、決して活躍しているとは言えませんが、奮闘していることは事実です。僕はジャニーズ事務所の木村拓哉を今でもかっこいいと思いますが、物足りないと感じるのはSMAPの木村拓哉ではないからなのです。やはり彼らはSMAPでいるべきだったのです。今更そんなことを言っても仕方がありませんが、SMAPは本当に偉大なグループでした。

 ジャニーズ事務所はその名の通りジャニーさんの事務所でした。滝沢秀明さんががんばってもタッキーを超えるほどの美少年は見つけられないでしょうし、これからテレビ局、新聞、雑誌等がジャニーズ事務所の忖度をなくしてしまうとジャニーズ事務所は完全に力を失ってしまうことは明らかです。ジャニーさんには少年の顔を見ただけでその子の20年後の顔が想像できたそうです。この特別な力を記すことは、証拠を有していない僕にはできませんし、これを仮に不思議な力と言い換えるのであれば、それを持ち合わせた人をジャニーズJr.の発掘に抜擢しない限りは、ジャニーズ事務所の栄光を取り戻すことは不可能だと僕は考えています。 



0 件のコメント:

コメントを投稿