2021年9月19日日曜日

売り子

 死語のひとつに売り子があります。「プロ野球選手の〇〇は西武百貨店の売り子と結婚したんだよな」と知人に言われた時に彼には売り子というワードが死語であることに気づいていないのだと思いました。それほど親しい間柄でなかった我々には、そこから先に僕が「売り子って死語ですよ」と指摘することにはなりませんでしたが、売り子は今では販売員が正解だと僕は思います。僕自身も販売員であったことがありますが、売り子と言われたことはありませんでしたね。売り子って野球場のビール売ってる女の子のイメージです。彼女たちも売り子と言われることは「?」と思いながらも、聞き慣れたワードであることは確かでしょう。ここで気づいたのがワードという言葉。これも死語ですよね(失礼)。

 言葉ってすごい流行り廃りが激しくて、インスタのストーリーみたいな感じ。彼ら若者はSNSを日常の当たり前の一コマとして捉えているのです。言葉も同様にあっという間に流れていくのです。これからますます言葉は世界において咲いては散り咲いては散りを繰り返す儚いものになるのだな〜という感傷に浸りながら今日はこの辺で。


 

 

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