2021年9月23日木曜日

あだ名の需要

  僕には昔、「コーキ」というあだ名がありました。姓が小杉だからです。それも中学生くらいまでで、高校生になるとあだ名は無くなりました。つまりあだ名の需要は義務教育までということ。大人になると、あだ名を付け合うほど仲良くなれる友だちはいなくなってしまいます。そもそもあだ名って不思議でおもしろいものです。誰が付けたのかがわからないまま、周囲に広がっていくことがおもしろいと思いますね。

 小学校の頃はかわいそうな話ですが、ノグソというあだ名をつけられていた非美人の女の子がいて、今の時代ならいじめと判定されアウトであると思います。僕も流されてノグソと呼んでいまいした(ごめんなさいね)。ノグソと隣の席になった時にはノグソが休み時間にノートにイラストを描きながら鼻歌を歌っているのを目撃して衝撃を受けたことがありました。彼女はメンタルが強くて友だちなど必要としていなかったのでしょう。僕は彼女が誰かに話しかけているのを見たことがありませんでした。

 今、あだ名をつけたり、つけられたりする関係を築ける人がいる人は幸せなことだと感じます。みなさまも素敵なあだ名をつけられたりすることを僕は願っております。くれぐれもノグソというあだ名だけは付けないでやってくださいませ。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿