2022年2月22日火曜日

人の頭の中

  「人の頭の中どうなっているんだろう?」こう考えたことはみなさまの中にもおありなのではないでしょうか。僕が思うのが将棋の藤井聡太さん。つい最近五冠を獲得しましたね。将棋は100手先まで手を読むといいますから、本当に彼の頭はどうなっているのでしょうか、という感じ。そういえば彼は学歴的には中卒なのですよね。高校卒業まで数ヶ月を残して彼は学校を退学しました。なんだか尾崎豊みたいでかっこいいと思います。とはいえ、藤井聡太さんは一生将棋の道で精進するのでしょうから、それはそれで尊敬に値します。

 それから作家とかも何を考えているのか不思議な人種。詩人の田村隆一さんは、僕のことを何度も刺激してくれます。特に『幻を見る人』は必見です。みなさまも一度はぜひチェックしてみてほしい作品です。「詩なんてキモい」と言われたこともありますが、僕は究極のことばの芸術が詩であると考えております。ことばを極限まで削っているという部分ではミニマリズムと酷似していると考えることができます。ことばの世界に生きている人においては、詩とは切っても切れない縁があるのです。僕は十代の頃よく詩を作りました。お片付けする時に見返しましたが、1つだけ人に見せられる作品がありました。詩人は若くして活躍できないと歳を取ってからは取り返しのつかないものだと聞いたことがあります(今から詩人目指すんすか?)。

 ちなみに僕もよく「何考えているのかわからない」と言われることがあります。僕の抽象画を見れば誰でもそう感じるでしょうね。その意味で僕は魔法使いなのです。保育系の施設で働いていた時にはイラストを描いて見せたら「どうかしてるんじゃないの?」と言われて驚かれました。子どもは正直ですから。僕はこれからもどうかしている絵やイラストを連発していくことでしょう。ご理解のあるかたはぜひ今後もお付き合いくださいませ。


 

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