2022年3月15日火曜日

親子問題

  僕は体型は父似、顔は母似です。見事に両親のDNAを受け継いでおります。みなさまはどうでしょうか。性格はどちらかというと父似ですね。ですが、芸術的センスは母から受け継いだものでございます。母は非常にセンスが良く、子どもの頃、服を選んでもらっていましたが、どれもシンプルで素晴らしいものでした。僕がミニマリストになったのも母の影響が大きいのかもしれません。母からは「服は消耗品」「1つモノを買ったら古いモノを1つ処分する」このように教育を受けました。見事にミニマリズムを体現していると言えるでしょう。

 学生時代、思春期の頃は反抗期になることもなく親子関係は極めて良好でした。ですが、現在、僕がイラストレーターをしていることについては両親は今でも認めてくれてはいないです。それは僕の家系が起因しているのです。僕の家系は極めてちゃんとしていて、誰しもが知る大きな会社の社長をしている親戚のおじさんもいるので、イラストレーターなんて異端に写るわけです。いつの世も異端児は肩身の狭い思いをするものです。そもそも絵が上手いやつなんて掃いて捨てるほど存在します。これはTwitterを見れば明らかです。この中で生き残るには実力だけではなく運も必要だと考えることができます。

 学生時代は「尊敬する人は?」と尋ねられたら「ウィトゲンシュタイン」と解答をしておりましたが、現在は「両親です」と答えるようにしております。やはりDNAの問題があり、結局今の自分のルーツとなるのは明らかに両親が関係しているからです。保育系の仕事をしている時には「先生」と呼ばれる身分でしたが、そのことを親戚に話すと「やっぱり。うちの家系は学校の先生多いもんね」と言われましたね。とにかく両親とは今まで通り良好な関係を築いていきたいと考えておりますし、いつまでも健康で長生きをしていただきたいと願っている今日この頃です。



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