2022年8月21日日曜日

僕が若かった頃の

  最近の若い人はうらやましいな〜と思うのが、ユニクロやGUといったデザインが良くコスパの良いファッションを楽しめるということ。僕が若かった頃にはユニクロはありましたが、GUはありませんでした。そして、そのユニクロもデザイン性がなかった頃のユニクロでしたので、行くことはなかったのです。それではどうしていたのかというと、僕のファッションのほぼすべてが古着であったのです。しかもアフロヘアにしていたので、柄物の古着がほとんど。実際に似合っていたためかよくスナップ写真を撮られました。原宿が僕のお気に入りの街でしたね。ファッションを卒業した今、自分がおしゃれな服を着ようとは思いません。何のためにおしゃれをするのかと問われた時に解答が出ないからです。僕はミニマリストになる選択をしたので、服は本当に必要最低限で十分。それから服は消耗品ですので、そこらへんも頭に入れておきたい部分です。

 ファッション業界は早くも秋物を店頭に並べておりますが、たまにお店をのぞいてみると、おしゃれで若いスタッフのかた達がいて「懐かしいな」とか「楽しそうだな」とか思ったりもします。僕も過去にはアパレル店員だったので、回想することはあります。気が合うスタッフがいて彼は今、何をしているのだろうと考えることもあります。僕がイラストレーターをしていると彼が知ったら驚くでしょうね。「茨の道を突き進んでいるんだ」と。

 とにかく今の若い人たちにメッセージを送るとするなら「楽しんだもの勝ちだよ」ということでしょうかね。彼らは賢いので、無難な人生を歩むのでしょう。公務員志望とか多いですよね。それでいいのだと思います。「決してイラストレーターを目指してはいけません」とも、彼らにお伝えしたい部分でございます。堅実で安定が彼らの1番の望み。ファッションにおいても自分に見合った格好をお楽しみくださいませ。


 

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