2020年12月6日日曜日

なぜヤクザ映画が存在するのか

  一般社会人で暴力団との交際があると、どこの会社にも勤められません。ヤクザ排除の流れができているのです。僕にはヤクザの知り合いもいませんし、無関係な話ですが、たまに俳優の〇〇がヤクザ役初挑戦とかいう宣伝を目の当たりにすると、芸能界はまだヤクザとズブズブの関係なのではないかと疑ってしまいます。つまり興行収入が一部ヤクザに流れているのではないでしょうか。これだけヤクザアウトの世の中で、ヤクザを賛美するような映画があるということは僕には非常に奇怪に映るのです。

 僕の大好きな万年東一はヤクザが大嫌いだったそうです。彼は決して弱いものいじめを行わなかった男の中の男です。万年東一の映画はありますが、もっとそういうかっこいい人をどんどん映画にしていくべきですね。反対に裏社会のことや恐ろしいことを題材にした映画はやはり控えるべきだと僕は思います。誰も見たくないでしょうし、不透明なお金の流れを作り出すことにつながってしまいます。そういえば島田紳助さんは芸能界を引退してまで、ヤクザと交際する道を選んだおもしろい人です。彼のような人がヤクザ映画を撮れば本当にリアルな映画となるでしょうが、全興行収入がブラックマネーと化しますから注意が必要です。

 みなさまの周りにはヤクザの方がいらっしゃるでしょうか。その場合は、映画と現実を見比べることができるので、興味深くヤクザ映画を拝見できることと思います。僕のように周りにヤクザがいない場合は、ヤクザ映画を見ることで何も得るものがないと思いますので、映画館に足を運ぶことはなくて済むと思います。

 



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