2021年10月25日月曜日

最悪だった店主

  僕は過去から現在まで割と有名な企業でしか、働いたことがありませんが、3ヶ月だけ個人経営の小さなお花屋さんでアルバイトしたことがあります。そこの店主が最悪だったので、そのお話。それは女性でしたが気の強い我の強い人で父親のような年齢の男性の愛人で、その人に店の資金を出してもらって開店した感じの人(誰が見ても893みたいな人の愛人)。女性でしたが、同性である女性が好きな人みたいで、僕には嫌なことばかりしてくる人でしたね。いわゆる粗探しをしてネチネチ追求してくるタイプ。ちょうど母の日シーズンに入社しましたが、僕と一緒に入った女性は1日で辞めてしまい、その子のお母さんがその後に店に来て「うちの娘の1日分のお給料を受け取りに来たんですけど・・・」という始末。そうです。その子は1日で悟ったのです。僕は自分の人生で失敗した職探しの第1位がその花屋。たまにやってくるスポンサーである父親の年齢くらいの男性は僕に聞こえるくらいの大きな声で「何かあったらいつでもすぐに連絡しろよな」と言うと猫なで声で「は〜い」と答えていましたね。

 僕もその職場に不信感を抱き、将来のことも考えて辞めることになったのですが、それから辞めるまでもネチネチ感は半端じゃなかったですね。大きな会社であれば相談窓口みたいなものがあるのでしょうが、小さいところですし、893出て来ちゃったら怖いし、大人しく我慢して無事に辞めることに成功しました。今、そのお店はありません。もう年齢的に愛人は不可能でしょうから、何かのコネでできる仕事にしがみついているのでしょう。

 僕が最も最悪だと思ったその店主の行動は、面接に来た女性が面接を終えて帰った途端に、履歴書をビリビリに破り「これ捨てといて」と僕に言い放ったのです。僕は「嫌です」と言うと「私はあなたを雇っているんです。捨てなさい」と言うので「自分で破ったんだから自分で捨ててくださいよ。それくらい自分でできるでしょう」と強気に言い返しました。結局、数時間後に折れたその店主が捨てることになったのですが、当たり前の話ですし、シュレッダーにかけるならまだしも従業員の前でビリビリに破り捨てるという行動が、神経を疑いましたね(彼女は僕のこと従業員だとも人間だとも思っていなかったのでしょう)。

 みなさもの周りにはこういった最悪な店主はいないとは思いますが、世の中には本当にいろいろな人がいます。おそらくその店主にとっても僕は最も使えない最悪な労働者だったと思うので、どっちもどっちという感じではないでしょうか。

 



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